Youtubeの収益化の条件を突破したものの、Youtubeの収益化ポリシーに違反していると収益化が許可されない場合があります。
コンテンツの繰り返しや再利用のコンテンツといった理由が主な理由でありますが、その判断に納得出来ない場合は、動画を作ってYoutubeに再審査を依頼することが出来ます。
この記事では、そんな再審請求動画の作り方について、経験を元に解説したいと思います。
再審請求動画の形式
まずは、再審請求動画の形式についてです。
Youtubeのヘルプに載っているその形式はこちらです。
- 動画のみである。再審査請求に関する情報を説明に含めないでください。
- 5 分未満である。
- 限定公開。
- 再審査請求の対象であるチャンネルにアップロードされている。
- 英語、ヒンディー語、ベンガル語のナレーションが付いているか、別の言語のナレーションの場合は英語の字幕が付いている。
参照元
要は英語または日本語+英語字幕で5分以内の動画を作成して自分のチャンネルに限定公開でアップしろということですね。
ただ、初めて再審請求動画を作る人やYoutubeに慣れていない人にとっては、理解し難いところや、不足していると思う所があると思いますので、それらについて解説します。
「再審査請求に関する情報を説明に含めないでください」とは?
ここは少し意味が分かりにくいのですが、英語を見ると
"You should not put appeal information in the description."
と書いてあります。 in the descriptionといのは動画の説明欄のことだと考えていいと思います。
なので、再審請求動画の説明欄には何も書かないようにという理解で良いと思います。
限定公開とは?
限定公開は普通に公開するのとは違い、その動画のURLを知る人しか見れません。
再審請求はあくまでYoutubeの関係者の人だけが見る動画なので、その人たちだけが見れる設定にするということです。
動画のタイトルは?
動画のタイトルに関して特に指定されていませんので、何でも良いのだと思いますが、審査する人は英語圏の方と想定されるので、一応英語で『Appeal Video』とするのが無難な気がします。
字幕のみや機械音声はあり?
これは次で解説する”動画の要素”に明記されていますが、「顔出しまたはナレーション」が動画には必要となっていますので、字幕のみはダメということになります。
機械音声については、明記されていないのですが、地声で行くことが無難です。
恥ずかしいという人もいるかと思いますが、Youtube側の人しか見ない動画ですし、流暢に話せるかどうかは審査に大きく関係ないと思いますので、頑張りましょう。
再審請求動画に含める要素
さて、次に再審請求動画にどんな要素を含めるべきかという話です。
動画の構成はそれぞれ自由でいいのですが、最低限これらの要素を含めてないと審査にならないということなので、とても重要です。
Youtubeのヘルプに載っている再審請求動画に含める要素はこちらです。
追加すべき要素
- コンテンツの制作方法について把握でき、プロセスの舞台裏が理解できるようにしてください。次のような動画にする必要があります。
- チャンネルの URL を含めます。
- AdSense のコンテンツ ガイドラインを参照します。ポリシーの特定の部分について、チャンネルがガイドラインにどのように準拠しているかを示す例を提供してください。
ガイドラインに準拠している個々の動画だけでなく、チャンネル全体を視野に入れます。 - コンテンツの制作方法の実例を示してください。可能であれば、動画による再審査請求の内容とチャンネルの内容の関連性を示してください。次の操作が可能です。
- 自分自身が動画に出るか、またはナレーションを付ける。
- コンテンツをどのように撮影したかを示す。
- コンテンツをどのように編集したかを示す。
参照元
要は、自分の動画の制作方法を見せてYoutubeのポリシーにちゃんと準拠していますという内容を入れろということですね。これらを自分の声で語る5分間の動画します。
分かりにくい箇所について説明します。
「チャンネルの URL を含めます」とは?
こちらに関しては動画内でブラウザで自分のチャンネルを表示させて、URLを示すだけでもいいようですが、画面の上か下にずっと表示させておくのが無難だと思います。
「動画による再審査請求の内容とチャンネルの内容の関連性を示してください」とは?
「可能であれば」ということなので、あまり重要ではないのでしょうが、少し分かりにくい部分です。
私もはっきりとは言い切れないないのですが、これは自分の再審請求動画で触れている制作方法等々によって、自分のチャンネルに上がっている動画が作られていることも見せろという理解で良いのかと思います。
例えば動画内で自分の動画を見せて、「ここで先ほど編集ソフト入れた解説が入ってますね」とかそんな感じでしょうか。
動画の構成
再審請求動画はそれぞれのチャンネルでの動画の制作方法や、ポリシー違反の内容にて異なるため、ご自身で考える必要があります。
しかしYoutubeには再審請求動画を公開してくれている人もいるので、それらを参考にすることが出来ます、これらを参考にしながら、自分のチャンネルがポリシーに準拠しているということを伝えられる構成にしましょう。
まとめ
動画の内容については、そのチャンネルごとに異なるので、こうやれば間違いないというものはありません、自分なりにその正当性を訴える必要があります。
自動生成や拾った動画ではなく、ちゃんと人間が自分の頭で考えたオリジナルの要素を入れ込んでいますよというアピール、それがポリシー準拠にしていますよと訴えることが重要だと思います。
元々が制作している動画がそういうことが言えるチャンネルでなければ、仕方ありませんが、ちゃんと準拠しているチャンネルであれば、ルールに沿った再審請求動画を出せば合格出来ると思いますので頑張りましょう。