2021年9月にマイクロソフト社が買収した、オーストラリア発の動画編集ソフト「Clipchamp」。
無料ながら、様々な機能を持っていますが、画像にモーションをつけるというところで、つまずいた人もいると思います。
そこで、ここでは無料プランで現状唯一(?)の画像を動かす方法であると思われる。画像のズームイン、ズームアウトの方法についてご紹介します。
私の使用環境
パソコン:Macbook、ブラウザー:グーグルクローム
Clipchampで画像のズームイン、ズームアウト
まずは完成形から。
こちらがClipchampで作成したものです。
大谷選手がゆっくりとズームインされていますね。
この画像はズームインの例ですが、ズームアウトにもすることは出来ます。
やり方
この画像を動かす方法は以下のとおりとなります。
- まずは画像のアップロードです。好きな画像をアップロードして、タイムラインに追加します。
- 画像を選択して、右側のメニューから「フィルター」を選択します。(※新しいバージョンでは「効果」の方に入っているようです)
- フィルター中から「スローズーム」を選択します。
上の様に選択した時のClipchampの画像がこちらです。
このスローズームによって画像をズームイン、ズームアウトすることができます。
「スローズーム」の設定
スローズームにはいくつか設定をすることが出来ます。
それが、「位置、速度、逆方向」についてです。それぞれの意味は
- 位置:ズームしていく位置
- 速度:ズームの速さ
- 逆方向:ズームアウトになる
といった感じです。
これらの設定によって、様々なズームイン、ズームアウトの動きをつけることが出来ますので、いろいろ試しながら、自分のやりたい動きを付けてみてください。
スローズームの動き方にこだわりがない場合は「スローズームランダム」が便利です。
ソフト側でランダムにズームイン位置を決めてくれるようですが、速度とズームアウトへの切り替えは選択出来るようになっています。
まとめ
以上、Clipchampで画像を動かす(ズームイン、ズームアウト)方法についてご紹介しました。
私が調べてみた限りでは、現状ではこれが唯一Clipchamp(無料プラン)で画像を動かす方法だと思います。
横や縦へのスライドなど、他の画像を動かすパターンも今後、追加されるといいですね。