2020年9月に、みずほフィナンシャルグループ(8411)が10株を1株に併合する株式併合を発表。これにより、私の持っていたみずほ株で単元未満株式が発生しました。
単元未満株式とは
例えば、売買単位が100株であるのにもかかわず、150株持っているという状態です。
この場合、100株は通常通り売ることが出来ますが、残りの50株については単元未満となり株の売却ができません。
私にとって初めての経験だったのですが、調べてみたところ、 「単元未満株式買取請求」という、この端数の株式を売って、現金を銀行口座に振り込んでくれるというサービスがあることを知り早速行いました。
しかしなかなかスムーズに行かなかったので、つまずいた所や調べたことをシェアしたいと思います。
買取可能数量が0に
単元未満株式の買取にあたり、まずは楽天証券のマニュアルに従い、
マイメニュー>>移管・買取請求を選択します。
単元未満株式買取請求を選択すると、自分の株が一覧で表示されます。
買取可能数量のところに数量が表示されていれば、その分の買取請求ができます。
しかし私の場合は0と表示されています。これでは買取請求ができません。
これはどういうことだろうと、ネットで調べてもよくわからず途方に暮れましたが、文章を良く読むと「保護預かり振替後」と書いてあります。
どうやらこれだったよう・・・
保護預かりとは
自分が買った株を楽天証券が預かって保護しているということです。(そのまま)
しかし、信用取引を行っていると、この株が信用取引をするための保証金の代用として使われている場合があり、この場合は保護預かりという状態ではなくなります。
信用取引を行っている場合、保証金として現金を使うか、このように自分の保有株を信用口座に移し、保証金の代用として使うかを選択することができます。
私もたまに信用取引を行っているのですが、自分で設定したのか、初期設定がそうなっていたのか、保有株を信用取引の保証金の代用にする設定となっていました。
その結果として、保護預かりとなっている株がなく、買取可能が0という状態になっていたようです。
保護預かりにする
ということで、まず保護預かりにしないといけません。
保護預かりにする方法は
マイメニュー>>自動振替設定>>代用状況一覧
と選び、単元未満株となっている銘柄を選択すると保護預かりに変更することができます。
それが完了すると単元未満株式買取請求ページで買取可能数量が表示され、買取請求を行うことができます。
現金が振り込まれるまで
後は指示通りに買取を依頼します。
依頼後もしばらくは、自分の現物保有株のリストの中に入っていますが、注文中となっていれば問題ありません。
楽天証券によると現金が自分の口座に振り込まれるまで約2週間程度かかるとのことでしたが私の場合は10日(7営業日)で振り込みが完了しました。
その他
その他、気になる手数料や買取金額については以下の通りでした。
手数料
1件につき300円+消費税がかかる。
買取金額
依頼日(15時まで)の翌営業日の終値。
その他注意点として買取請求受付停止される営業日があります、それを含め、より詳しい情報は楽天証券のページにてご確認ください。
それでは