2021年9月にマイクロソフト社が買収した、オーストラリア発のウェブブラウザで使える動画編集ソフト「Clipchamp」。
無料使える動画編集ソフトながら、様々な機能があり人気となっています。
ここでは、その「Clipchamp」(無料プラン)でのモザイクについてご紹介します。
私の使用環境
パソコン:Macbook、ブラウザー:グーグルクローム
モザイクという「効果」はない
「Clipchamp」には画像を白黒にしたり、映画っぽくしたりと様々なエフェクトを加える「効果」という機能があります。
無料でも様々な「効果」の種類を使えます。ここにモザイクもありそうなものですが、残念ながら現在のところありません。
しかしモザイクに近い処理があったり、頑張って作る方法もあったりするので、その方法についてご紹介します。
モザイクに近い「ぼかし」を使う
「効果」の中には「ぼかし」という効果があります。
画像に「ぼかし」という効果を与えるとこのような画像となります。
ちなみに元画像はこちらの大谷選手の画像。
モザイクとは少し違いますが、同等の処理を加えることは出来ます。
「ぼかし」を入れる手順
ぼかしを入れる手順は次の通りです。
- まずは画像のアップロードです。好きな画像をアップロードして、タイムラインに追加します。
- タイムライン上の画像を選択して、右側のメニューから効果を選択します。
その中から「ぼかし」を選択します。
上記のように選択した時の画面がこちら。
このぼかしは、その濃淡を選択することも出来ます。
- ぼかしを一番濃くした場合はこちら
- ぼかしを一番薄くした場合はこちら
他の候補
ぼかし以外にモザイクに近い効果もあります。
こちらは、「レトログラフィックス」
色合いが変わってしまいますが、モザイクに近い形の変更が出来ます。
こちらは動的なフィルターですが、「ガラス」という効果。
こちらは「コミック」という効果です。
ちょっとモザイクから遠いかもしれませんが、用途はいろいろありそうですね。
モザイクを作る(苦肉の策)
モザイクという効果はないわけですが、なんとかモザイクを作れないかと考えてみました。
やってみた方法はこちらのモザイク画像を重ねる方法です。
これを対象の画像に重ねるようにタイムラインに入れます。
その上で右のメニューの「色を調整」を選択して「透明度」を操作して、すかしを入れます。
元の画像にぼかしを入れている状態で、透かしのある画像を重ねると、このようにモザイクっぽい画像を作ることが出来ました。
まあ完璧とは言えませんが、それなりのクオリティーのモザイクになっているのではないでしょうか😅
以上、参考になれば幸いです。